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#350 ローマンハウス [レゴランドシリーズ]

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レゴランド躍進の年だった1971年の新製品です。英語の商品名はSpanish villa すなわちスペインの別荘ですが、ドイツではVilla Romana の名称で売られており、日本での商品名ではこれにならったのかもしれません。Peeronの該当ページはこちらです。

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 さて、何がローマ風なのかといえば、やはり1階のアーチ部分なんですかね? そういえばローマの水道橋などは、アーチが多用されていましたっけ(違う?)。それはとにかく、カタログでこの#350を見た時は、このアーチに目を引きつけられたもんです。それまでのレゴでは作れなかった形状で「どうやって作ってるの!?」という興味をかきたてられました。
 種をあかせば下の写真のようなアーチ部品が使われていたんですが、現在とは比べ物にならないほどに、特殊部品が少ない時代でしたから、ものすごく不思議な感じがしたんですよ。この頃の基本セット(5番だったかな)に、1つだけ小さい方のアーチブリック(色は赤)が入っていて、すごく貴重な感じがしたのを覚えています。
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 当方の#350は最近、Bricklink を経由してオランダのストアから取り寄せたもの。だいぶよれているものの箱と説明書もついていました。アンテナや樹木も正規のものが入っていたのはいいのですが、ドアが欠けてたり、肝心のアーチ部品が傷だらけなのは参ったな〜。まあ、お値段も安かったから、いいんですけど……。
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#160 マグネット連結器 [鉄道シリーズ]

 マグネット連結器は1968年の発売。青と赤の連結器にそれぞれ極性の異なる磁石が取り付けられています(どっちがN極でどっちがS極なのかはワカリマセン)。#160には3組入っていて、発売当時の価格は350円でした。

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 レゴの鉄道シリーズは1966年に始まっていまして、マグネット連結器の登場前にはフック式の連結器が使われていました。これは車輪などとともに分売部品パック#903に入っており、マグネット連結器登場後もしばらく売られた模様。1971年のカタログまでは掲載されていました。セットものでは1967年発売の#116まではフック式、翌年発売の#119からはマグネット式の連結器が付属しています。#116は後に連結器を変更して#127になりました。
 で、マグネット連結器の〝売り〟はなんといっても自動連結ができる事でしょう。磁石はかなり強力で、2センチぐらいの距離まで車両を近づけるとガチン!と連結します。車両をたくさんつなげると、走行中に離れてしまわないか心配になりますが、実用上は問題にならないぐらい強力に連結されます。解放する時は、かなり力を入れて引っ張らなければなりません。
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↓こちらは旧タイプのフック式連結器の作動状態。連結も解放も手動です。
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 この自動連結機能は便利なようでいて、実は両刃の剣でもありました。旧タイプのフック式連結器は、手を使わないと連結しない点を生かして、連結しないまま車両を押していくという芸当ができたんですね。下の写真のように、ちゃんとそれを考慮した構造になっています。

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 で、#157の前後進切換機と組み合わせれば、引き込み線に車両を押し込んで、機関車だけ戻ってくる……という運転もできました。これを鉄道模型の世界ではDU(Delayed Uncouplingの略。時間差解放とでもいいますか)といいますが、そんな高度な事もできたんですねー。マグネット連結器では、近づけただけで連結してしまうんですから、これは不可能。
↓フック式連結器の連結状態のクローズアップ。手を使わない限りは連結できません。
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 この違いは実は、実物の鉄道のフック・リンク・バッファー式連結器と自動連結器に共通するものでもあります。ヨーロッパで普及した前者では、車両を連結しないままバッファーで押していく事ができました。ですから例えば急な上り坂で列車を後ろから機関車で押しあげる時、坂を上りきったら機関車はそのまま離れる事ができたんですが、日本やアメリカで普及した自動連結器ではこんな時、複雑な解放装置を使わなければなりませんでした。
 今回はちと専門的になってしまった……。

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