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#240 アイデアブック [資料など]

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 レゴ社は各時代に、レゴの作品集とも呼ぶべき「アイデアブック」を発行してきましたが、その嚆矢となったのが1967年に発売されたこの#240であるようで。1970年の日本向けカタログを見ると、価格は100円となっています。表紙には各国語でタイトルが記されており、ちゃんと日本語表記もあります。
 これは当方が物心ついた頃に家にあって、でもすぐにどこかにいってしまい、レゴに熱中して遊んでいた頃はすでに幻となっていましたっけ。後から買いにいったらもう売っていなくてガッカリした覚えもあります。今、手元にあるものは海外オークションで入手したもの。かなりの数が流通していたようで、比較的容易に手に入ります。
 中身は説明文抜きの写真だけで構成されており、これは後に続く歴代アイデアブックにも継承されていますね。一方で、作りやすさとか組立て方などは二の次で、とにかく、レゴではこんな物も作れますヨ!……という一念がページから立ち上ってくるような印象です。

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ボーイングのストラトクルーザーを思わせる旅客機を中心に、飛行場風景を再現したページ。ミニフィグの登場はずっと後で、人形もすべてブリックで作られています。

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こちらはフェリーボートをめぐるシーン。このフェリーは1969年に発売された#343の原型と思われます。他のページに登場する#116らしき機関車や#346らしき家など、発行後1〜2年に発売された新製品のプロトタイプが散見されるのも興味深いところ。

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見よ、この巨大機関車の威容! モーターを2台使った超弩級ですが、構造を観察すると、これではカーブが曲がれないんじゃ……? けっこう〝無茶〟な作品が載っているのも、このアイデアブックの面白さです。

なお#240の全ページのスキャンデータがPeeronで公開されています。こちらをどうぞ。
http://www.peeron.com/scans/240-1/

#681 トラクター付トラック [レゴランドシリーズ]

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1971年はレゴランドシリーズが一挙に拡充した年でした。自動車も13種の新製品が発売されましたが、その中に3種、トレーラーの上に別の車両を載せる「大物」が登場しています。この#681もそのひとつで、他に#680「クレーン付トラック」、#682「シャベル付トラック」というのもありました。#681のPeeron該当ページはこちら

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 ご覧のように合計9つの車輪パーツを使う豪華版で、車両搭載用のトレーラー車体には平滑な表面に車止めがつき、後部には積み降ろしのための可動式フリップがついた特殊パーツがおごられています。1971年の日本語版カタログ(参照ページはこちら)を見ると、価格は700円となっていて、より大きな「自動車シリーズ」と大差ない値段である事がわかります。

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 この価格の事も含め、「レゴランドシリーズ」の自動車と、「自動車シリーズ」との関係というのはどうなっているのかと、子どもの頃に悩んだ(?)記憶が……。個人的には、乗用車や小型トラックなどはレゴランドのサイズ、大型のトラックや重機などはより大きなサイズにして、同じ「世界」に存在した方が、しっくりくるのではないかと思ったんですね。その後、レゴの世界にはミニフィグが登場、このサイズを基準にしたスケール感の統一が図られていくわけですが、当時のレゴはこのあたりがかなり混乱していたわけです(でも好きなんですけどね)。

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 当方の#681は国内オークションを介し譲っていただいたもので、箱の封は切られていたものの、もしかして1度も組み立てていないのではないかと思うような美品でした。オマケで#680の空箱も頂きましたので、あわせてお目にかけましょう。
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 余談ですが透明パーツは年を経ると多少、縮む傾向があるらしく、通常パーツの上にとりつけるには苦労します。力を入れればはめこむ事はできますが、一度取り付けるとはずすのは困難なので、間違えないように注意注意。

#120 貨物列車セット [鉄道シリーズ]

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オールドレゴラヴァーズのみなさま、おひさしぶりです。およそ6カ月ぶりの更新ですが……。まあ余計な事は言わず、先へ進みましょ〜。

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 この#120は1968年に、レゴの鉄道シリーズ第1陣として発売された一連の製品群に含まれていました。列車セットとしては他に#116#119が同時に発売されていて、それらに比べると簡素な内容といえる#120は価格を抑えた入門セットと位置づけられていたのかもしれません。レールは単純な円形。Peeronの該当ページはこちら。何故か発売年が1969年となっていますが、これは間違いかと思います。
英語の商品名はComplete freight train set with tipper trucksで、日本発売時の名称は「貨物列車セット(モーター付)」でしたが、1971年のカタログでは単に「列車セット」となっています。
 なおセットされている貨車は#125「チッパー貨車」として単品販売もされていました。ご覧のように上部の荷台を傾ける事ができ、砂利や鉱石に見立てた1ポッチのブリックを砂利や鉱石に見立てた積み荷にして遊ぶ事ができます。
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 当方の#120は最近、オークションサイトを通じイギリスの個人から譲っていただいた物で、元箱と、かなり傷んでいるものの説明書も付いていました。車両が組立済みの状態で収められていた#116などとは違い、部品がすべてバラバラの状態でパッケージされています。面白いのは、箱の右端に単2乾電池3本を収める凹みがある事。世界各国に流通した商品なのに、乾電池まで付属していたのでは、重量がかさんでしょうがないだろうに……と思いましたが、よくみると箱の該当箇所にはSpace for 3-1.5V sealed batteries to complete this giftと記されており、つまりは子どもにプレゼントする時に、ここに電池を入れておいてあげれば、すぐに遊べますよ、という事のようです。
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 さて#120の機関車、当方にはとても好ましいスタイルに感じられます。支線用の小型SLを模しているのでしょうか、背の低いボイラーと長い煙突を持つ、可愛らしいプロポーションをしております。日本では小型のSLといえば炭水車のついていないタンク機が主流で、こういうタイプは存在しなかった事もあり、いかにもヨーロッパ調に感じられるのでありました。下の画像はドイツの老舗鉄道模型メーカーであるフライシュマンの1975年版カタログ(英語版)からの転載で、同社が発売していた小型テンダ機です。#120の機関車に良く似ていますね。
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 これからはもう少し真面目に更新していきたいと思います。よろしくおつきあいのほどを。

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